< ビリオネアの瞑想習慣 > US経営者の８割以上が「マインドフルネス」を実践。その狙いは？

アメリカの経営者の80%が瞑想やマインドフルネスを取り入れている

ここ数年、マンハッタンウォールストリートでポピュラーになりつつある「瞑想」。

ニューヨークの作家で、
200人以上の経営者にインタビューをしてきたティモシー・フェリスさんの言葉が、アメリカで注目を集めています。

フェリスさんは「 The 4-hour Work Week 」 ( 週４時間だけ働く ) の著者で、2016年12月に出版された新作「 Tools of Titans 」が大ヒット、テレビなどでもインタビューを受けています。

「 Tools of Titans 」

The Tactics, Routines, and Habits of Billionaires, Icons, and World-Class Performers
/ Timothy Ferriss

この本のタイトルを日本語訳すると

= 「タイタンの武器」
　ビリオネア・世界レベルの競技者たちが使う戦術・ルーティン・習慣

といったところでしょうか。
つまり、世界の経営者たちがどういったことを習慣・ルールにしているか、その秘訣を公開した内容のようです。
( Kindleで英語のものを読むことができます → Tools of TITANS )

人に自分の時間をコントロールされるのではなく、
自分で自分の時間をコントロールする

ティモシーさんがインタビューしてきたうちのなんと少なくとも80%の実力者たちは、瞑想やマインドフルネスといった何らかの方法を実践しているとのこと。

彼らは、定期的に２時間〜４時間ほどの誰からも邪魔されない時間を作り、瞑想など、自分の目的のために時間を使うようにしているそうです。

スケジュールにゆとりを作ることが、多くの成功者たちに共通していたのですね。

ルーツはアメリカに

日本でも、最近、「瞑想」や「マインドフルネス」などの心のコントロール方法に注目が集まっていますが、そのムーブメントの中心には、APPLE創始者スティーブジョブズが瞑想実践者であったことや、GOOGLE・FACEBOOKなどの世界の名だたるトップ企業などで取り入れられていることが知られ始めたことがあります。

実際の効果は実はまだ日本では浸透していない。。？

それだけ多くの社長が実践していて、
有名な企業でも導入されているのだから、
瞑想っていいのだろうな、と興味が湧いてしまうのがわたしたち。

でも実際何がいいのか
どうやって取り入れていいかも
正直ピンとこない、というのが実際のところかもしれませんね。

どんな効果がある？

今回は、瞑想をするとどんな良い効果を得られるか、
ウォール街の経営者陣やその会社の人たちだけでなく
わたしたち１人１人にも、その効果を得ることが可能です！
身近な例を中心にまとめました。

( 瞑想の効果 )

イライラを抑える

アンガーマネジメント → 職場での人間関係が良好になります

不安・恐怖心を減らす

思いやりの気持ちが増える

親切心が育つ

集中力が

作業効率が上がる

自己への肯定感が高まる

理想は「個」から「社会」へ。

瞑想は個人の取り組みですが、
こういったことが社会で起こると、
人間関係が良好になる
１人１人のパフォーマンス・生産性が高まる
会社の業績が上がる
会社の利益が増え、みなさんのお給料が上がる？？

個人の力を高めることで、社会的な良いサイクルを生むことも不可能ではありません。というより、社会がよくなるには、個人がよくなることがエッセンシャルなのです。

それを知っている経営者たちは、
自分が経営している会社の社員１人・１人にも「瞑想」に取り組めるような環境を与え、
最終的には、それが会社全体の経営をよくすることまで見据えているのでしょう。

脳の構造を変える

瞑想による様々な効果は、すべて、脳へのアプローチによる結果だということが研究によって明らかになっています。

ヨガも瞑想もマインドフルネスも、
それぞれの手法は少しずつ違いますが、
突き詰めるとすべて、
「自分の脳」をストレスを溜め込まない、穏やかさ優位の構造へ変えるところにあるわけです。

脳は身体より早く変化する！

瞑想というのは、
ヨガや筋トレ、他の健康法と同じように
ある程度続けることで効果があるものですが、早い人だと３週間とか数ヶ月といった短いスパンで実感できることもあるようです！
筋トレやヨガで身体を変えていくには、何年もかかることを考えると、脳のほうが変化が早いことが驚きです。