「 YOGA 」と 「 座禅 」2通りの瞑想の始めかた | 忙しいあなたに合うのは??
瞑想の始めかた |YOGA & 座禅
まずはヨガから。
「 瞑想 」をはじめてみたいなと思った時に、
わたしはのおすすめは、
まず「 ヨガ 」で「 瞑想 」のための心の状態を作る方法です。
瞑想というのは、言ってみれば、筋トレのような心のトレーニング。
筋トレは筋肉に集中して行うように、瞑想は心に集中して行います。
忙しく過ごしている人は、一旦ヨガなどで、
ココロを日常からリセット、心を集中させて瞑想に望むのがうまくいくコツです。
心がせわしない人に「 座禅 」は最初難しい!
一方で「 瞑想 」は「 座禅 」のような方法から始めることもできるでしょう。
「 座禅 」もヨガと同じように
ポイントは、「 姿勢 」と 「 呼吸 」です。
調身・調息・調心
禅を組んで、20分ほど深い呼吸をしていると
すっきりとする効果があると言われています。
ただ、気が散りやすいかたの場合、
おそらく、20分間、同じ姿勢で呼吸をするだけというのは
最初、苦痛というか不可能だろうと思います。
わたしもそういうタイプですが、
不思議とヨガのあとは、
心の内側が穏やかな感覚があり
練習後10分間程度、瞑想の時間を持つことができます。
これには、もともと「 ヨガは何のために行われているのか 」
という根本的な部分になるほどと思わせる理由があります。
もともとヨガの目的は「 瞑想 」
ヨガの原理「 八支則 | アシュタンガ 」でも触れていますが、
ヨガの目的はもともと「 瞑想 」をすること。
わたしたちが普段行っている「 ポーズ 」や 「 呼吸 」というのは、
「 瞑想 」をするための心と身体の準備なのです。
ヨガを8つのステップに分けた「 八支則 」
「 ポーズ 」は、3段階目
「 呼吸 」は、4段階目
「 瞑想 」は、7段階目にある
ヨガのポーズは鋤・呼吸は水・心は畑
これは、わたしがヨガをするときに感じる表現方法です。
「 心 」を畑と考えた時、
荒れた畑では作物が育たないように、
心が荒れた状態では、「 瞑想 」なんてできっこないのです。
瞑想とは、心をいかに穏やかな状態に保つかという、脳のトレーニング
仕事で何か失敗をして、上司に怒られたり、
苦手な同僚と同じチームになってしまったり、
このような外側からの要因で、私たちの「 心の畑 」は簡単に荒れてしまいます。
この荒れた畑を耕し、作物を育てられる豊かな土壌にするのにひと役かってくれるのが
ヨガなのです。
ヨガのポーズ : 体の詰まりを調整
鋤やくわ : 固くなった土を、サクサクと耕し柔らかい土に整える深い呼吸 : 体の循環をうながす
太陽光や水 : 食物が成長するのに必要な自然からのエネルギー
何もしなければ、天候などの影響により畑が荒れていくように、
様々な環境の中で忙しく過ごす私たちの「 心 」もまた
手をかけてあげることが必要なわけです。
良質な「 瞑想 」をするためには準備が必要。
手をかけて耕された畑で、作物が成長するように
整った心の状態で「 瞑想 」をしてこそ、その効果や成果を得ることができるわけです。
慣れてきたら自分なりの瞑想習慣を
ヨガと瞑想、両方する時間は作れない、というかたの場合
ヨガで「 瞑想 」のコツをつかんだら、
最初にご紹介した「 座禅 」のような方法に切り替え、
ヨガは週末だけ行うなんて方法もよいと思います。
また心を穏やかに整えるための方法も、
音楽を聞く、アロマの香りを嗅ぐなど、
みなさんそれぞれの工夫が思い浮かぶかもしれません。
私の場合は、ヨガが日課なので、一連のヨガのポーズのあと、
シャヴァーサナで少しお休みしてから瞑想を行うようにしています。
さて、何かみなさんへのヒントになったら幸いです!
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