過去生と運命【 ヨガ哲学・カルマフィロソフィー 】
きょうは、過去生と運命についてです。
宿命 ( 命のやどる場所 )
は、変えることができないけれど
運命 ( 命のはこびかた )
は、変えることができる。
運命をどのようにして変えるのか、
オンラインヨガ哲学講座
第5回 カルマヨガ哲学のテーマです。
カルマフィロソフィー
「 過去生と運命 」について知るには、
オンラインヨガ哲学講座
第4回 でお話をしました
パンチャコーシャの理解が必要です。
パンチャコーシャ
マインドには5つのレイヤーがあります。
たましいの場所
5つあるレイヤー ( マインドの層 ) のさらに奥に
たましいの存在があります。
ココロとカラダは
今生でさよなら
会社の社員は、会社をやめるとき、
会社から与えられたもの
なに1つもって辞めることはできません。
同様に、わたしたちが
この世界を去るとき、
この生でもらったココロ・カラダ
これらを持ってこの世界を去ることは
絶対にできません。
たましいだけが
来生へくりこされる
一方で、たましいには、
壊れることがないという性質があり ( バガヴァッドギータ・2章24節 )
わたしたちの肉体がほろびても、
壊れることなく、
来世へ持ち越されます。
たましいは
今生を記憶している
このとき、
たましいは「 監視カメラ 」のような役割をしていて、
今世で経験した感情や行動をわたしたちの内側から
じっと観察し、その録画メモリを、
なんと来生までもっていき、
その録画メモリは、来生の性質に影響をするのです。
たましいは見るもの
そのほかは見られるもの
この表現は、ヨガスートラの解説書
「 インテグラル・ヨーガ 」の本のなかでも
たびたび出てくるので、
理解をしておきましょう。
たましいは「 監視カメラ 」のように
わたしたちを見るもの。
ココロ・カラダは、見られるもの、です。
生まれもつ性質
わたしたちのもともとの性質は
過去生でどんな人生を送ったか
そのたましいの記録メモリーに
影響を受けます。
もともと優しい子、よく泣く子、気性のはげしい子、
赤ちゃんに、もともとの性質があるのは
このためです。
過去生が赤ちゃんの性質に
影響をしている
このあたりまでの内容を、
ブログしたの動画からご覧いただけます。
ここから先の講座の内容
畑のたとえばなし
同じ両親のもと、同じ環境で育っても
なぜ兄弟でことなる性格になるのか
畑のたとえ話をもちいて
お話をしています。
行動こそが人生のタネ
The seed of the life is action.
そして、わたしたちの人生は
過去生からの影響に100パーセントよるわけではない。
命の運びかた ( 運命 )は、
行動・習慣 によって
意識的に作っていく。
これがカルマ哲学からのメインメッセージです。
このような内容を
オンラインヨガ哲学講座
第5回 カルマヨガ 1つめの動画
「 過去生と運命 」でお話しています。
まとめ
- カラダ・マインドは来生へ持っていけない
- たましいが記録する今生の経験は
来生に影響をする - 赤ちゃんには
もともと生まれもつ性質がある
- 兄弟で性格が違う理由
- 行動・習慣こそが人生のベース
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