ヨガをすること = 自分自身の調整 ① 脳波と呼吸 ② 感情・思考のメカニズム
アプリ専用動画・ヨガ哲学講座 「 BRAIN × YOGA 」を10回にわけてまとめていきます。
今回は1回目、ヨガについてです。
ヨガはチューニング作業
普段ヨガをしているときに
「 ヨガ 」は脳と身体のチューニング であるということを感覚があります。
ヨガのポーズによって、身体が正しい位置に導かれ、
深い呼吸によって、練習後に脳がラクになるからです。
1. 呼吸と脳波
脳というのは起きているときと寝ているときで
その出ている脳波が違います。
- 起きているとき: ベータ波
- 寝ているとき:シータ波・デルタ波
眠りの深さによっても出る脳波が違います。
- ウトウトしているとき:アルファー波
- 浅い眠り:シータ波
- 深い眠り:デルタ波
脳をやすませる
わたしたちの脳は、日中 ベータ波の状態ではたらいています。
その状態が長く続くと脳は疲れてきます。
日中のたとえ数十分・数分の短い時間でも、脳波がアルファ波やシータ波になる時間をつくることで、脳は休憩をとることができます。
そのために役立つのが「 仮眠 」や「 深い呼吸 」です。
仮眠で脳が回復
みなさんは、疲れたなぁというとき30分程度の仮眠をとることで、リフレッシュした経験があるのではないでしょうか?
それは、
寝ること = 脳が一時的にアルファー波・シータ波となる
仮眠による効果というのは、脳波を変えること ( = 脳を休めるコト ) によって得られているのです。
脳波を変えるもう1つの方法 「 呼吸 」
寝る以外に脳波をスローダウンさせる方法があります。
その方法が「 深い呼吸 」をすることです。
- ヨガの練習に集中し深い呼吸
→ 波形の長い脳波に変化することで脳が休まる
- ヨガの練習が深まらないとき
→ 脳波がベータ波のままで脳波やすまらない
2. 思考と感情
思考・感情の定義
ドクター ジョーディスペンザ は、
思考は脳の生成物、感情は身体の生成物だと定義しています。
- 思考 THOUGHTS
= 脳のコミュニケーションツール
- 感情 FEELINGS & EMOTIONS
= 身体のコミュニケーションツール
思考・感情・行動 = 自分自身
「 どのように考え 」「 どのように感じるか 」そして「 どのように行動するか 」
この3つこそがまぎれもなく、現在のわたしたち自身を決定づけます。
言い換えると、なりたい自分になるためには、まず 思考と感情をコントロールすることが必要となります。
3. ヨガ = 自分自身を整えること
少しまとめていきます。
① ヨガのポーズと深い呼吸
私たちはポーズによってカラダ、
呼吸によって 脳をチューニングしています。
tuning = 調整・よい状態に整えること ( チューイング )
② 感情と思考の定義
「 感情 」はカラダから「 思考 」は脳から発生します。
わたしたちがもつ感情・生み出す思考こそが、その時の自分自身です。
③ まとめ
ヨガ
- カラダ ( ← ポーズ) と脳 ( ← 呼吸 ) をよい状態に整えること
- よい感情 ( ← カラダ ) ・よい思考 ( ← 脳 ) がわきやすい状態に整えること
- つまり自分自身 ( = 感情・思考 ) をよい状態に保つこと
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今回の記事は
「 脳科学 × ヨガ哲学 ① ヨガについて 」
をご参照ください。