サーランヴァシルシャーサナ・支えのあるアタマ立ち 逆転ポーズ習得を妨げる3つの要因

 

ヨガを長くつづけていると
自然にできるようになりたくなる「 逆転ポーズ

本日のテーマ、支えのあるアタマ立ちのポーズ ( = サーランヴァシルシャーサナ ) はもっとも習得しやすい逆転ポーズといえます。

練習中の生徒さんによく見られる、ポーズ習得をさまたげる3つの要素をまとめました。

 

ポーズ習得をさまたげる要素

 

  • 恐怖心
    → うしろへ倒れるのが怖い
    → 絶対に足が上がらないという思い込み
     
  • ヒジを置く位置
    → だんだん離れていってしまう

     
  • 背中がまるまってしまう
    → マットにつく頭の位置がちがう

 

ヨガを3年以上続けているけれども、まだサーランヴァシルシャーサナを修得されていないかたは、どうぞ参考にされてください。

きっとできるようになるはずです!

 


 

恐怖心

  

どんな逆転系のポーズでも、一番障害となるのは

こわい 」「 できない 」という恐怖心です。

 

解決方法

 

  • 壁を使って練習する
  • 信頼できる人・先生に近くについてもらう

 

この恐怖心は、わたしたちが知らないうちに「 」が作り出しているものなので、取り払うのは難しいです。

壁を使っての練習でポーズ成功率が上がってくると、
次第に壁を使わない練習への恐怖心が薄れてきます。

恐怖心をとりはらうには、コツコツ練習を続け自信をつけていくしかありません。

時間がかかりますが、がんばりましょう。

 


 

ヒジの置く位置

 

支えのあるアタマ立ちを練習しているとき、
ビギナーのみなさんのヒジの位置がだんだんと外側に広がっていってしまう現象がおきます。

やっている最中、ご本人は必死で「 ヒジが広がってしまっていること 」に気づかないのですが、
土台となるヒジ・上腕部分が外へ広がると

カラダ全体を安定して支えることができません。

ヒジの位置をしっかりと確認するために
マットにシールなどでヒジを置く位置にマークをつけるといいです。

 

Salambasirsasana マットマーク

 


 

背中がまるまる

 

アタマのつく位置に気をるける

 

アタマ立ちのポーズ 」は、
マットにつくアタマの位置がとても大事です。

マットにつくアタマの位置は頭頂部

少しでもおでこ側後頭部よりにしてしまうと、背骨が上にうまく伸びず、 頚椎にも大変負担がかかりますので、アタマをつく位置を十分に気をつけてください。

 

Salambasirsasana 頭の位置

 

タマゴ型が習得への秘訣

 

しっかりと頭頂部をマットにつくと、
頭頂・肩・腰が一直線となり、
タマゴ型 ( 両足は曲げた状態 ) が安定します。 

 

Salambasirsasana タマゴ型

 

タマゴ型は完成系の一歩手前。
ここまでこれれば、サーランヴァシルシャーサナ ( 支えのあるアタマ立ちポーズ ) 習得はもうすぐです。

 


 

難しいポーズができるようになること

 

ヨガを長く続けていて、以前までできなかったポーズができるようになることは、とてもよいことです。

下に好きなアスリートの言葉をご紹介いたします。

 

MOTIVATION

 

When you do something you’ve never done before

前までできなかったことができるようになるとき、

You’ll be inspired to see what you become

「 つぎは何ができるようになるのだろうか 」という
自分に対するやる気が湧きおこされます

 

Gina Marie

 

 

NAMASTE!!