「 カラダ 」の満足と「 ココロ 」の満足はちがう|あすの自分のための選択
こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
本日は、「 満足 」をテーマにお話をします。
WHAT IS SATISFACTION ??
どういうときにあなたは満足しますか?
- おいしいものを食べたとき
- 家族・友人とよい時間を過ごしたとき
- 仕事がはかどったとき
- なにかを達成したとき
わたしたちが満たされる瞬間というのは、いろいろありますね。
これらの満足は、1つ1つ微妙に違っています。
1つめの、「 おいしいものを食べたとき 」に感じる「 満足 」を例にあげて、
少し考えをふかめていきましょう。
さまざまなレベルでの「 満足 」
それぞれの「 満足 」の違いは、いったい「 どのレベル 」で感じているものなのかによるものです。
- おいしい食事 … カラダの満足
- 十分な睡眠 … カラダの満足
- 仕事での達成感 … ココロの満足
- 家族との時間 … ココロの満足
- 人間関係での充実 … ココロの満足
おいしいものを食べれば、ココロも満たされるように、
完全に分けて考えることはできませんが、
「 カラダ = 身体的な満足 」と「 ココロ =精神的な満足 」があることがわかります。
ここからさらに、ポイントが2つあります。
① カラダの満足とココロの満足は一致しない
わたしたちのカラダが「 おいしい 」と感じるものが必ずしも「 ココロにとっての満足 」につながるとは限りません。
むしろ、太りたくないのにまた食べてしまった、といったココロのストレスにつながることのほうが多いくらいです。
たとえば、砂糖や脂肪。
ケーキ・ラーメンといった食べ物は、おいしいですが、
食べ過ぎれば、血糖値・コレステロール値が上がり、
血液の流れにくい、疲れやすいカラダになってしまいます。
疲れやすいカラダになったり、太ってしまってうれしい人はいません。
「 舌 」にとっての満足と、「 人生 」や「 生活 」全体で考えたときの満足が、矛盾してしまっているのです。
② ココロの満足には2種類
- 仕事での達成感
- 家族・人間関係の充実
この2つは両方とも「 ココロの満足 」ですが、厳密には種類が違います。
仕事での満足というのは、「 社会的な満足 」
家族や友人との間に、信頼できる関係があることは、「 社会的 」というより、「 精神的な満足 」といえます。
バランスを見つける
カラダの満足・ココロの満足、それが社会的か、精神的、といったことは、
おたがいに関連しあっていて
100%完全に分けて考えることはできません。
大事なのは、「 どのレベルにおける満足 」なのかを大まかに理解し、
「 バランス 」を見つけることです。
欲求をコントロール
たとえば、「 もっと食べたい 」 とおもったときに、
ふと、
「 このクッキーをもう1枚食べたらわたしの舌は満足するけど、あしたのわたしのためにやめておこう 」
「 この本楽しいし、もうすこし起きていたいけど、あしたの自分のためにやめておこう 」
といった具合に考えてみることができれば、
自分の「 欲求 = craving 」をコントロールすることができます。
Well- being = あしたのわたし
英語の ウェルビーイングという単語は、日本語で、
幸福 ( 身体的・精神的・社会的な満足 )
と訳されます。
「 ウェルビーイング = 幸福 」というのは、
数日・数ヶ月といった短い期間でなしとげられるものではありません。
1日1日が、プロセスで、
たくさんの努力が必要です。
「 真の満足 」を築くというのは、
「 おいしいものを食べて満足 」「 旅行へ行って満足 」といった、一瞬で完結する簡単な話ではなく
人生かけてのエピソードなのです。
「 ウェルビーイング = あすの自分 」のための選択
わたしたちは、
人生のある地点で、本当に決断しないといけない時があります
なにが「 あすの自分 = ウェルビーイング 」にとって最適なのか、
判断・決断をしないといけません。
もし、人生の一瞬一瞬でその判断ができれば、
いまこの瞬間、満足でないとしても、
その時していることは、確かに「 未来のあなた = ウェルビーイング 」につながっているのです。
あなたはすでに良い種をまいていて、
いつかそれを収穫できると信じてください。
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