ぜんぜん違う「 東京のヨガ 」と 「 地方のヨガ 」
こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
本日は、「 首都圏のヨガイントラ 」と「 地方のヨガイントラ 」について書いていきます。
- スタジオ数 / 活動方法が違う
- 自主開催レッスンとスタジオレッスンの違い
- 「 レッスンスキル向上 」のためには
1. スタジオの数が違う
これは、あたり前のことですが、
人がたくさん住んでいるところに、ヨガスタジオはあります。
「 東京 」「 神奈川 」「 千葉 」 「 埼玉 」には、
毎朝の電車がパンクするほどたくさんの人が住んでいて、
そのおかげで、関東中心には、ヨガスタジオもたくさんあります。
- 東京:有名ヨガスタジオ・駅の近くには大手ホットヨガスタジオ
- 神奈川・千葉・埼玉:比較的乗降客数のある駅であればホットヨガ・フィットネスクラブが必ずあります
一方で地方へ行くと、
「 札幌 」「 仙台 」「 名古屋 」「 大阪 」「 博多 」などのように大きな都市であれば、
同じようにスポーツクラブがあったり、ホットヨガスタジオがあったり、という環境ですが、
地方都市の近くに住んでいないかたもたくさんいらっしゃります。
そういう地域に住んでいるかたから聞くのは、
「 まわりにスタジオがなくて。」
というお言葉。
イントラとしての活動
これは、レストランや美容室、お店が一極集中しているのと同じように、
ごく普通、あたり前のことなのですが、
「 仕事を探す 」ほうの立場 = ヨガインストラクターとしても、
- 都市 = イントラとしての活動を始めやすい
- 地方 = 自分で活動を始めないといけない
といった違いが出てきます。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、見ていきましょう。
2. 自主開催とスタジオレッスン
自分のおうちがヨガスタジオ
今回、秋のトレーニングに参加予定のみなさまは、
それぞれのヨガ指導歴は2年弱といったところです。
福岡・奈良・愛知にお住いというみなさんは、
ご自宅をスタジオにしたり、公民館のような施設を借りて、
自分でクラスを開催されているのだそう。
これは、東京でイントラをしている場合とはかなり状況が違います。
通常、首都圏でイントラの活動をしていると、最初の数年間は、
スタジオでレッスンをさせてもらっているだけのことが多いと思います。
東京でも、人によっては、2年、3年経ってくると、
自分でスタジオをレンタルしたり、マンションの共有スペースを利用するなどの方法で、
「 自主開催のクラス 」を企画するようになります。
「 スタジオレッスン 」と「 自主開催のレッスン 」のちがいは?
スタジオでのレッスンというのは、あくまで主催者は、「 スタジオ 」さんです。
場所も用意されているし、レッスンの時間になれば、そのスタジオの会員さんが自然と集まってくれます。
自主開催の場合は、そうではありません。
場所を借り、来てくれるかたを呼びかけるところから始めます。
( 下写真:トレーニング生スタジオ → HP | 愛知県 )
「 自主開催のレッスン 」のほうが圧倒的に難しい
「 自主開催のレッスン 」を企画するのは、最初のうちとても難しいことです。
レッスンの時間というのはどちらも同じように60分で、内容は同じだとしても、
「 自主開催のレッスン 」のほうは、その準備に、運営能力やオーガナイズ力が必要となってきます。
特に東京は、他にもたくさんのスタジオがあったり、
月額料金制でお得にヨガのレッスンを受けられたりもします。
休日には、いろいろな場所で、ヨガのイベントが開催されていたりもします。
そういうわけで、
都心では、「 スタジオレッスン 」を中心にイントラとしての活動を続けているかたが多い状況です。
一方で、地方にお住いのかたは、
難易度の高い、「 自主開催のクラス運営 」に最初から取り組まなくてはいけないというケースがみられます。
「 自主開催のレッスン 」が難しい理由はもう1つ
「 自主開催のレッスン 」が難しい理由は、
運営能力やオーガナイズ力が必要であること以外に「 絶対によいレッスンをしなくてはいけない 」ことがあります。
ご自宅でのヨガクラスの場合、
「 生徒さん 」との距離は、必然的に近いはずです。
( 例. おともだちのAさん・お子さんのお友達のママBさん・Bさんのお友達のCさん)
関係が近いと、相手は、みなさんになかなか本当のことを言いづらいものです。
生徒さんはレッスンの内容がどうであれ、「 良かったです、ありがとう 」と言ってくれるのではないでしょうか。
( 都心でも同じですが、生徒さんはこの先生は合わないなと思えば、また翌週は別のクラスを予約したり、別のヨガスタジオへ行くなどいろいろな選択肢があります。)
参加されたかたが、本当にヨガの効果を実感出来るようなレッスンであればいいのですが、
そうでないと、「 ヨガスタジオ 」を定着させることは難しいでしょう。
みなさんのヨガクラスに人が集まるかどうかは、
みなさんが、毎回どんなレッスンをするか、にかかっています。
3. 今後にむけて
「 ヨガのレッスンスキル 」を上達させるには?
ヨガのレッスンスキルというのは、「 たくさんの生徒さんを見ること 」です。
個人開催のクラスの場合、
1回のレッスンで、おそらくせいぜい10名程度の生徒さん数かと思います。
いっきにたくさんの生徒さんを見ることができない
これが、地方にお住まいでイントラをされているかたのデメリットです。
大げさではなく、関東でイントラを3年も続けていれば、
のべ何千人という生徒さんを見ることになります。
( 大きなスタジオの場合、収容人数が50名で満員となることも普通ですし、1日3本レッスンすれば、それだけで必ず100名は超えます。 )
そうやっていろいろなタイプの生徒さんをみて、学ぶことはたくさんあります。
- 股関節が硬いかたには、このポーズ
- 肩が硬いかたには、このポーズ
- このシークエンスは、人気
このようにたくさんの「 レッスン情報 」を集めることができます。
この、レッスンから得る情報が多ければほど、
みなさんのレッスンの内容がよくなると思ってください。
「 レッスンスキルを上げる 」のための近道
レッスンをすればするほど、生徒さんをみればみるほど上達する、とはいっても、
これから、3年間 都内でイントラ修行をする!というのは、現実的に難しいと思います。
そういうかたのために、秋のトレーニングでは、
わたしがこれまでに、都内の大きなスタジオで身につけてきたレッスンスキルをぎゅっと凝縮して簡単に使えるものから、みなさんに落とし込んでいきます。
わたしのイントラ経験は、6年ほどですが、
特に「 イントラスキル 」にフォーカスして、6日間でお伝えするので、みなさんにとっては上達の近道になればよいなと思っています。
わたしが秋のトレーニングで伝えたいことは、ここです。
シークエンスの組み替え・アジャスト方法・アロマ / 音楽の使いかた
▲ まずはこれだけは覚えましょう、という要点を押さえていただけば、
みなさんのレッスンはもーっとよくなって、ヨガを伝えやすくなります。
皆さんのヨガが広まるよう、一緒に考えていましょう。
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