たった3か月で社員の意識を変える「 企業ヨガ 」| アンケートからわかる大人の「 脳 」と「 肉体 」
こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
きょうは、先日実施した「 企業ヨガ 」のアンケートの結果をリポートします。
なかなか興味深い結果が出ましたよ。
都内 500名規模の大企業 1割がヨガ部員
今回アンケートを実施させていただいた会社は、
社員数が500名、東京都内のとても大きな企業です。
4月にヨガのアクティビティーへの参加を呼びかけたところ、
50名ほどのかたが集まりました。
全体のざっと1割もの人数です。
40代を中心としたメンバー構成
「 ヨガ部 」を構成するメンバーは、40代が1番多く、全体のおよそ半数。
30代、50代はだいたい同じくらいの割合となっています。
ヨガの経験や、活動への参加率
また、ヨガスタジオに他でも通っているかたとヨガの経験のないかたは、
およそ半々。
3か月の期間中、活動の半分以上に参加できたというかたというかたが、
全体の半分程度という活動状況になっています。
カラダ VS ココロ・意識の変化
今回のアンケート調査では、
「 カラダ 」の変化と「 ココロ 」、「 意識 」の変化に分けて、質問をしました。
「 ココロ 」の変化は 「 カラダ 」の変化よりはやく起きる
結果を見ると、
会社で行った3か月間のヨガ活動の結果、
「 カラダ 」が意識したと感じるかたより
「 ココロ 」と「 意識 」 が変化したと感じる人のほうが、
圧倒的に多かったことがわかりました。
「 ココロ = メンタル 」と生活全般への 「 意識 」
「 ココロの変化 」というのは、ストレスやイライラの軽減など、メンタル面での変化、
「 意識の変化 」というのは、食事や運動、生活全般への心がまえ的なの変化のことです。
ココロの変化では、
「 気持ちが穏やかになる 」「 何となく気分がよくなる 」といった解答が8割を占め、
スタジオでのレッスンと同じように
「 ヨガ 」のリラックス効果の高さがみられました。
そのほかに見られた解答例
- コンビニのお弁当を買う回数を減らすようになった ( 意識の変化 )
- 健康につながる活動を継続する大切さを見直した ( 意識の変化 )
- ヨガのあとに仕事をすると、集中力が増す気がする ( メンタル面:集中力UP )
- ヨガ当日は楽しい気持ちになる ( メンタル面:当日の気分がよい )
アンケート結果と科学的事実の一致
「 脳 」は 「 肉体 」より変えやすい
今回のようなアンケート結果になった1番の理由は、
「 脳 」は「 肉体 」よりも変えやすいという科学的事実です。
脳というのは 「 可塑性 ( かそせい ) 」があって、
何歳になっても成長し続けることができます。
そういった脳科学的視点を利用しているのが、
「 マインドフルネス 」や 「 瞑想 」です。
これらは、脳の構造から変えて、
考えかたが前向きになるよう、コントロールしているのです。
いっぽうで、成長した大人の身体を変えていくというのは、
筋肉や関節なども硬くなっているので、効果や変化を実感するのに、時間がかかります。
そういうわけで、
今回の企業ヨガアンケート結果は、科学的にみても整合性のあるものだったと考察できます。
続ければ「 カラダ 」も変わる
ただ、ここでよく心に留めておいてほしいのが、
続ければ、「 カラダ 」も変わる、ということです。
ヨガと聞くと、痩せる ( 「ヨガって痩せるの?はい、痩せます 」 参照 ) とか、
カラダが柔らかくなるといったイメージがあるため、変化や効果をすぐに感じられないと、残念に思われやすいです。
ですが、
「 時間をかけて自分の身体と付き合っていこう 」という心構えさえできれば、
「 カラダ 」と「 ココロ 」を健康に整えるメンテナンス方法として、「 ヨガ 」ほどよいものはないでしょう。
みなさんの会社でも、
「 ヨガができる環境 」が整い、
会社での「 働き方 」やそれぞれの 「 生き方 」が良くなることを願っています。
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