全米ヨガアライアンス・RYT200 ヨガイントラになりたい人のための用語解説
こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
本日は、ヨガのインストラクターになろうと思った時に、みなさんが日本のヨガスタジオページをリサーチした時に、行き当たるだろう、
「 RYT200 」と「 全米ヨガアライアンス認定 」という言葉について少し説明しようと思います。
というのも、先日「 NY STYLE YOGAのトレーニンングを受けるのにRYT200の資格は必要ですか? 」
というご質問をいただいたからなのですが、
ヨガのインストラクターになろうと考えたことのある人以外、なかなか聞くこともないだろうと思います。
RYT ( A Resistor Yoga Teacher )とは、
アメリカのヨガ団が管理する「 ヨガ講師登録制度 」に登録しているヨガ講師のこと。
そのヨガ団体の名前が「 全米ヨガアライアンス 」ということです。
少しややこしい内容になるので、
ヨガの先生を目指しているかた以外は、読み飛ばしてくださいね。
RYT200 / 全米アライアンス 用語解説
200とは200時間勉強したということ
RYT( = A Resistore Yoga Teacher )とは、
- Resistor = 登録
- Yoga Teacher = ヨガの先生
- 数字 = トレーニング時間数
という意味で、RYT200もあれば、RYT500もあります。
また、RYSという用語もありますが、SはSchool / スクール
全米ヨガアライアンス認定校という意味です。
RYTなら、500時間、認定校でトレーニングを受けた講師ということで、すごいですね!
もっと厳密いうと、RYT ( 認定講師 ) を名乗るには、トレーニングを受けただけでなく、
全米ヨガアライアンス協会への申請・登録料の支払いが必要となります。▶︎ アライアンス詳細
RYT200・500のトレーニング、
それぞれいったいどのくらい費用がかかるのでしょうか。
30万〜50万円、ハワイで資格を取得するタイプのものも。
RYT200を取得するには、仕事をしながらの通学制が主流ですが、
ハワイや沖縄などへ1週間ほど合宿するスタイルもあり、どちらも費用は、30万円程度のようです。
RYT500になると、50万円〜60万円!
これは、かなり高く感じてしまいますね。
時間とお金をかけて通う「 RYT200のトレーニング 」
いったいどのように学ぶスクールを選んだら良いのでしょうか。
ヨガアライアンスはアメリカだけではない
ここまでに「 全米ヨガアライアンス 」という言葉が何度が出てきましたが、
「 全米ヨガアライアンス 」とは、アメリカの巨大なヨガ団体のこと。
スタジオ運営や、認定講師となるためのさまざまな基準が設けられていて、
アメリカで経営されるヨガスタジオの多くが協会認定校です。
日本国内のスタジオに関しても、全国展開するような大手ヨガスタジオの場合は、全米アライアンス認定校であることが多いです。
( 例. スタジオヨギーやアンダーザライト・Be Yoga Japanなど )
一方で、ヨガアライアンス協会は、インドやオーストラリアにもあって、アメリカだけではありません。
- Yoga Alliance Australia / オーストラリアヨガアライアンス
- Yoga Alliance India / インドヨガアライアンス
このあたりを含め「 全米アライアンス認定 」の意味をよく理解し、
みなさんが、ヨガを学ぶためのスクール選びに役立てていただけたらと思いいます。
ヨガインストラクター 200時間トレーニングのカリキュラム例
最後にRYT200で学ぶ内容について、簡単に説明します。
こちらは、わたしがフロリダで受けたジミーバーカンヨガというホットヨガの200時間トレーニングのカリキュラム例。
座学 ( ヨガの歴史・哲学について )と、実技 ( ポーズ指導・クラス受講・解剖学 ) に分かれています。
20日間の日程で、1日のトレーニング時間数は10時間の計算となりますが、
ここでちょっとポイントがあります。
Training Schedule
朝ヨガ ( 1時間 )・午前のヨガ( 90分 )・午後のヨガ ( 90分 )
→ 4時間 / 1日
→ 20日間で80時間
200時間のトレーニングのうちおよそ、半分 ( 80時間 ) はクラス受講であるという点です。
好きなヨガ・スタジオのトレーニングを受けること
わたしは、 ジミーバーカンヨガが好きだった・レッスンを担当していたスタジオでジミーバーカンヨガの日本研修を受けていたという理由で、フロリダ ( ジミーバーカンヨガの本拠地 )トレーニングを受けました。
みなさんも、ご自身が好きなヨガ・普段通っているスタジオのトレーニングを受けると良いでしょう。
トレーニング後、ヨガの仕事をする・しないに関わらず、きっととても良い経験・思い出になるはずです。
イントラまとめ
- RYT200とは、全米ヨガアライアンス認定校による200時間のヨガトレーニング
- RYSとは全米ヨガアライアンス認定校
- ヨガアライアンス協会はアメリカに限らない
- 自分の好きなヨガ流派・ヨガスタジオのトレーニングを受けること
最後に
最初に触れた「 ニューヨークスタイルヨガのトレーニングを受けるには、RYT200は必要ですか?」 というご質問について
ニューヨークスタイルヨガのトレーニングでは実際のクラス運営で役立つようなことを学んでいただきます。
- シークエンスの組み立て
- 生徒さんへのアジャスト方法
- 継続してクラスへ来ていただくためのスタジオ作り
RYT200のトレーニングを修了している必要はありませんが、
RYT200で学ぶ基礎知識の習得・教材のシークエンス内容を事前に暗記していただくことが必要となります。
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