ヨガキャリアを構築しよう「 常温ヨガ 」 と「 ホットヨガ 」
こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
みなさんは、「 ホットヨガ 」と 「 常温ヨガ 」どちらを続けていますか? 本日は、みなさんの今後のヨガキャリアについて、少しアドバイスをしたいなと思っています。
でもまずその前に、
- ホットヨガは痩せる
- ホットヨガは体に悪い
- ホットヨガは、ヨガじゃない
- 本当にヨガを極めたいなら常温
などなど、ちまたには、いろいろな見解・意見がありますよね。
それのどれもが間違いじゃないし、正解でもありません。
例1 平日夜 代官山 マグマヨガの例
ホットヨガで痩せたというAさんと、何年ホットヨガを続けても体型が変わらないBさん
Aさんも、Bさんも、私の平日夜のレッスンを毎週欠かさず受けてくださっていましたが、 Aさんは、ホットヨガを始めて痩せたというし、Bさんは、あまり変化のないご様子。
2人の話をよく聞くと、Aさんは、午後7時から始まるレッスンの前に軽く食事をとり、レッスンが終わったあとは帰って寝るだけ。 一方、Bさんは、7時のレッスンが終わって帰ったあと ( おそらく9時すぎ ) から、お食事 ( & アルコール ) をされているとのこと。
ホットヨガをどのようにうまく日常に取り入れるか、という点で、みなさんが痩せる・痩せないといった結果はぜんぜん変わってくるわけです。
例2 ホットヨガはカラダに悪い??
こちらは、上の例1で見事に痩せたAさんからの質問です。
「 先生、友達に聞いたんですけど、ホットヨガはカラダに悪いんですか? 」
と質問してくださった時のことです。
ホットヨガを気に入って続けてくれているAさんでも、 周りのウワサが気になってしまうんだ、とちょっと驚いてしまいました。
ホットヨガには、体質的に、合うかた・合わないかたがいます。 冷え性の女性にとって、加湿器や岩盤 ( マグマ・ストーンという言い方をしたりもします。)、スチーム、ヒーターで温められた空間でのヨガは、汗が出て気持ちの良いものですし、
もとから体温が高めだったり、暑さでクラクラしてしまう体質であれば、 そんな環境で動いたら、気分が悪くなり、それを無理して続けたら、カラダに悪いです。
男性は、女性より体温が高めなので、ホットヨガは合わない場合が多いです。
Aさんのように、ご自身がホットヨガを気持ち良いと感じ、続けている場合は、 「 ホットヨガがカラダに悪い 」という意見を心配する必要はありません。
でも、ホットヨガを体験されて、少し気分が悪いと感じたかたは、 「 体質的に合わないんだな 」と思われてください。
みなさんの「 ヨガキャリア 」
さて、前置きが長くなりましたが、 ここから、最初の質問に戻って、みなさんのヨガキャリアについて考えていきたいなと思います。
みなさんは、「 ホットヨガ 」と 「 常温ヨガ 」どちらを続けていますか?
みなさんが、ヨガを始めたとき、または始めるにあたって、まず考えられる方法は、
- ダイエットをかねて、ホットヨガに参加
- 通っているジムのヨガプログラムに参加
のどちらかではないでしょうか。
最初から常温のヨガスタジオを探し受けに行ってみた、とか、無料のヨガイベントに参加した というかたもいるでしょうが、 大多数は、上の2つのどちらかのはず。
というのも、ホットヨガスタジオやフィットネススタジオの数というのは、 常温のヨガスタジオの数と比べて、圧倒的に多いからです。
圧倒的に多いホットヨガスタジオ
この絵のイメージの通り、 ホットヨガスタジオ・フィットネススタジオの数というのは、常温ヨガの何倍も多いわけです。
また、常温ヨガスタジオと比べて、体験プランなども無料〜1,000円程度のところも多く、 ちょっと試してみるには、気軽ですよね。
また、フィットネススタジオの場合、常温スタジオとホットスタジオ、両方ある施設も多く、そのジムのメンバーになれば、常温のヨガもホットヨガも受けることができる、というケースも多いです。
そういうわけで、 「 ヨガ 」 を始める場合、ホットヨガから始めるかたがすごく多いのです!
ヨガライフ3パターン
ホットヨガから始められるかたが多いという前提で、 みなさんのこれからの「 ヨガキャリア」には、
- ホットヨガだけやる
- 常温ヨガにシフト
- ホットとヨガ、両方 やる
という 3つの選択肢があります。
まったく違う、ホットヨガと常温ヨガのレッスン
わたしは、ホットヨガスタジオ・常温スタジオでレッスンをしていますが、 「 常温 」と「 ホット 」のレッスンでは、お伝えできる内容が違います。
暑いので体力を消耗する → ポーズ数は減る
床が石で硬い・転ぶと危険 → ヘッドスタンドなどのポーズは危険なので行わない
などなどの違いがあり、 ヨガ始めたてのかたが多くいらっしゃる「 ホット 」クラスでは、 ポーズ構成自体、基本的なものが中心となります。
( ほかに、アジャスト ( ポーズの修正 )のしやすさなんかも違います。)
例3 ホットヨガクラスにちょっと物足りなさを感じているCさん
最後の事例は、毎週欠かさずフィットネスクラブの「 ホットヨガ 」に参加してくださるCさんです。 Cさんは、とてもカラダが柔らかく、どんなポーズも簡単にとることができます。
いっぽう、フィットネスクラブのヨガクラスには、上でお話したように、ヨガをこれから始めてみようというか他もたくさんいらっしゃいます。
そのため、レッスンの内容はベーシックで、もともとヨガが上手なCさんには少し物足りないようです。
わたしのインバージョン系のポーズの写真を見て、 「 こういうポーズはここ( フィットネスクラブのホットヨガ )ではやりませんよねぇ? 」とCさん。
わたしは、Cさんが、ご自分のヨガへの欲求を満たしてくれるスタジオ ( ホットでも常温でも )に出会えることを願っています。
What’s your yoga career like??
さて、このように考えると、 みなさんが 「 何のためにヨガを続けてらっしゃるか 」の目的によって、 これから先、どんなヨガクラス・ヨガスタジオに通われると良いか、見えてくると思います!
( 例 )
- 汗をかいてスッキリしたい! → ホットヨガタイプ
- ヨガのポーズを学びたい! → 常温スタジオへ行ってみよう
- ホットも好きだけど、ヨガももっと学びたい! → 両方続けよう
さあ、いかがでしょう。
みなさんがスタジオを選ぶとき、これから、どんな風にヨガを続けていこうか、考えていくためのヒントになれば幸いです!
イントラまとめ
- ホットヨガが痩せる・痩せないは、どんな風にヨガを生活に取り入れるかによって大きく変わる
- 体質によってホットヨガがカラダに合わない人もいる
- ホットヨガと常温ヨガのレッスン内容は違う
- 目的によってスタジオを選び、自分のヨガキャリアを構築する
最後に
「 ホットヨガ 」 「 常温ヨガ 」のレッスン内容について シークエンスの基礎を理解すると、 それぞれのクラス構成がしやすくなります
SEE MORE ▶︎ ニューヨークスタイルヨガ TRAINING