ヨガの種類 / カラダを動かすヨガはすべて○○ヨガ

みなさん、こんにちは!
都内でヨガのインストラクターをしているミカです。

ヨガにはいろいろな「 種類 」があることはご存知でしょうか。
ここでいう「 種類 」というのは、「 骨盤ヨガ 」とか「 メンズヨガ 」とかではなく、
もう少し、根本的な分類

「 ヨガ 」といってまず思い浮かぶのは、様々なポーズをとって呼吸をする
体を動かすタイプのものだと思いますが、
ヨガの歴史的には、「 ポーズをとらないヨガ 」というものが存在するのです。

「 ポーズをとらないヨガ 」は、普段みなさんがスタジオで行っているヨガの練習とは全く関係ないように思えるかもしれませんが、ポーズをとるヨガも、ポーズをとらないヨガも、「 本質の部分 」はすべて共通しているので、知っておくとヨガへの理解が深まります。

「 ヨガの種類 」のうち、本日は、「 体を動かすタイプ 」のヨガについてです。

  •  世界中い広まる最もメジャーなヨガスタイル
    カラダを整えるヨガ
    動くヨガはすべてハタヨガ
    ちょっとややこしいスタジオのプログラム表記について
  • すべてのヨガに共通する目的   / 「ハタヨガ 」のポイント
  • まとめ
  • おまけ

 


世界中に広まる最もメジャーなヨガスタイル


カラダをととのえるヨガ

私たちが「 ヨガ 」といって最初に思い浮かべるような、スタジオでポーズをとるようなものは
すべて 身体を重視したヨガで、「 ハタヨガ 」という種類になります。

ハタヨガは、「 ヨガのポーズ 」と 「 深い呼吸 」を行うことで、
カラダをととのえる抜群の効果があります。

マット1枚あれば、誰でも簡単で気軽に取り組めることから、世界中で多くの人に受け入れられ、現代でヨガといえば90%以上がこの「 ハタヨガ 」のことになるでしょう。


動くヨガはすべて「 ハタヨガ 」

ハタヨガは、そのメジャーさゆえに、限りなく種類わけが行われていて、
Beauty Yoga冷え性解消ヨガ腰痛予防ヨガなど、、
その数は無数です!

ですがこれらカラダを動かすようなヨガ
どれも同じ「 ハタヨガ 」のカテゴリーとなります。
言いかえると、私たちが普段スタジオで行っているヨガ、行ったことのあるヨガは、
おそらくすべて「 ハタヨガ 」ということになります。

 


ちょっとややこしいスタジオのプログラム表記に関して

 

一方で、スタジオなどへ行った時、プログラム表には、
Power Yoga  60min 」「 Hatha Yoga 60min 」「 Relax Yoga 60min 」といった感じで、あえて、ハタヨガというクラス名が付けられていることがあります。

これは、一般的に、

  • パワーヨガ : 運動量 多め、立ったポーズが多め
  • リラックスヨガ : 運動量 少なめ、座ったポーズ多め 
  • ハタヨガ : 上の2つの中間くらい

このように、「 Hatha Yoga 」というプログラム名がついているクラスは、
パワーヨガやリラックスヨガと比べて、基本的なクラス内容で、初めての人でも参加しやすいようなご案内になっているといった感じです。

 



すべてのヨガ、共通の目的


「 ハタヨガ 」のポイント

身体調整テクニックである「 ハタヨガ 」
ですが、ハタヨガの目的は、ただのカラダのトレーニングではありません。

ハタヨガでは、まず「 ポーズ 」と「 呼吸 」を使って身体の調整を学びます。
そして、身体の状態がととのってくると、自然と心の状態も整ってくる。
これが、すべてのヨガの種類に共通する目的です。

STEP1◼︎ カラダのコントロール 

STEP2◼︎ ココロのコントロール 

STEP3◼︎ 瞑想 

さぁ、このような流れになっているのですが、ちょっと難しいですね。

どのヨガも目指すところは、
心の状態を静かで穏やかな状態に整えて、「 瞑想 」をしたいのです。

今回はこのあたりまでで、次回は、なぜハタヨガが現代で1番メジャーなヨガスタイルとして受け入れられているのか。
動きのないヨガ 」= 「 瞑想 」について触れながら見ていきましょう。

 

まとめ

  •  ヨガには「 動くヨガ 」と「 動かないヨガ 」がある
  • 動くヨガを「 ハタヨガ 」という
  • 「 ハタヨガ 」は、カラダを整えることで、ココロを整える
  • ココロを整え、「 瞑想 」の準備をすることが、すべてのヨガに共通する目的

 


おまけ

ヨガをして心をととのえる、というのは、
ココロという畑をたがやし、
美味しい野菜が収穫できるように良い土壌に整えているようなイメージです。
土壌が整って、ようやう「 瞑想 」という種まきの作業に移ることができます。