①八支則について – 大枠をとらえる
先日、ある企業で、
ヨガをしたことのない方100名を前に
ヨガの良さについて語るという講演の機会をいただきました。
日本を代表する金融の一流企業の皆さん、
講演後にいただいた質問や感想はとても鋭いものでした。
そのときに最も多かったのが、
ヨガの基本原理である 「八支則」についてもっと知りたかった
という感想でした。
まずは「八支則」とは何か、結論から見てみましょう。
最初に抑えていただきたいポイントは、
・1~8までのステップに分かれてること
・8ステップ目に、ヨガの目的である「悟り」がきていること
です。
1から8までよーく見ていただくと、
3にポーズ、4に呼吸があるのが分かるとおもいます。
ポーズと呼吸というのは、
ヨガインストラクターの私が、
スタジオのレッスンで、まず皆さんにやっていただくことです。
みなさんがヨガをしている、していないに関わらなくとも、
「ポーズ」と「呼吸」は、ヨガと言われて
連想するワードではないでしょうか。
こちらのブログでもゆくゆく触れますが、
ヨガのポーズと呼吸には
体の機能を高め、脳の疲れを癒すという
凄まじい効果と威力があります。
ですが、
上の八支則の表からわかるように、
わたしたちがスタジオで行っているポーズや呼吸というのは、
悟りに達するまでの8ステップのうち
ほんの一部に過ぎないのです。
では、ここからようやく
「八支則」とは何か、
次回のブログでお話を進めていきたいと思います。
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おまけ | 成長を続けるアメリカのヨガ人口
2016年1月に発表された、
全米ヨガアライアンスとYoga Journeyによるリポートによると、
アメリカのヨガ人口は、3600万人以上
経済効果は160億円超えとのこと。
( 2012年調べ / Population : 2040万人、Economy : 100億円 )
1960年代頃に、インドからアメリカへヨガが本格的に伝えられるようになってから
ヨガは文化的にも経済的にも、
アメリカで爆発的な発展と成長を遂げ、
今もなお成長を続けているというリポート結果。
アメリカ人の3人に1人が ( 総人口の28% )
なんらかの形でヨガに取り組んだことがあるとの記述がありました。
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