人生で２つある勉強の種類【 八支則・ニヤマ ❹ スワディヤーヤ・勉強 】

 

ヨガスートラ２章４４節

ニヤマ ( 自分への規律 ) の４番めの教え

スワディヤーヤ ( Good study・よい勉強 ) についてお話をします。 

 

 

八支則・ニヤマ

 

ニヤマは、八支則というヨガにおける８つの練習段階のうちの２つめ。

自分に対するルールで、

今回あつかうスワディヤーヤ ( ポジティブな勉強 ) 以外に、

ココロとマインドの整理 ( 清潔・サオチャ )や、

満足 ( サントーシャ ) をすること、

状況と向きあうタパス、

見えない力を信じるイシュワラプラニダーナがあります。

 

 

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スワディヤーヤ・よい学習

 

２つのタイプの勉強

 

人生には、２つの種類の勉強があります。

 

• 学校からまなぶ勉強
• よいコミュニティーからまなぶ勉強

 

学校での勉強

学校や先生、本からまなぶ勉強は、

わたしたちの、社会的な生活のために必要です。

 

• 先生からまなぶ
• 試験に合格する
• 本の知識を覚える

 

学校以外の勉強

 

一方で、両親とどう接するべきか、

自分自身とどう過ごすべきかといった

精神的な成長のために必要なことは、

学校では習いません。

こういったことは、

よいコミュニティーに所属したり、

よい人に会うことで学びます。

 

コミュニティーからまなぶ

 

ほかの人の人生を
聞いたり、見たり、観察することで、

自身のパーソナルライフによい影響をもらい、

わたしたちは、精神的な成長をすることができます。

 

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グル = 絶対的な存在

 

１人の先生から教わる

 

スピリチュアルな学びの最初の段階では、

１人の先生を決めて学ぶことが大事です。

その先生をグルといい、

「 自分は、この先生のいうことをなにがあっても信じられる 」という

絶対的な信頼の置ける人です。

( Guru・グル / 師匠 )

グルを決めたら、

自分が答えを悩んだとき、決まってその人からアドバイスを受けます。

 

悪いグル

 

気をつけたいのは、

世界中で増えている悪い指導者の存在です。

これは、勉強不足のフォロワーたちが原因です。

グルを見つけるのが難しい場合は、

信頼をおいている本や自分の人生のミッションを、

ご自身の内側のグルとするといいでしょう。

 

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グルを探す必要はない

 

どうやってグルを見つけるのですか？

 

というご質問に対しては、

「 グルは自然に現れる 」

というのが答えです。

たくさんのよい勉強をした人の前には、

人生の必要なタイミングで、グルが自然とあなたの眼の前に現れる！と言われています。

 

見る目が必要

 

目の前に現れたグルが本物かニセモノかは、

自分の知性をつかって判断しないといけません。

 

 

知性・ブッディ

 

知性のことを、サンスクリット語ではブッディと言います。

 

知性を磨くこと☆

 

ご自身のブッディが未熟であれば、

(  ※ 未熟の意味：ブッディのまわりにたくさんの無知・アビッデャ・Ignorance がこびりつき、わたしたちが本来もつ知性が機能していない状態  )

よい本やよい人・コミュニティーに入り、そこから学んでください。

ブッディが育ってくると、

どんな人からでも、どんな本からでも、

学ぶことができるようになります。

 

よい知性 ▶︎ すべてが勉強になる

 

 

運転の上手な人が、どんなクルマも乗りこなすように、

知性の磨かれた人にとっては、

この世界でおこるどんなことでも、

よい勉強となるのです。

 

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まとめ

 

 

朝ヨガライブでも

ヨガ哲学についてお話をしています。

 

 

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