アートマン「 見るもの 」は人間のもつ最も高次な欲求「 自己実現 」を求めつづけるスピリット
アプリ専用動画・ヨガ哲学講座
「 BRAIN × YOGA 」 の5回目
すこしまとめ でお話している内容を
ブログからご紹介します。
「 ヨガ哲学 」の上手な学びかた
最初に「 ヨガ哲学 」の上手な学びかたと
なぜわたしたちは哲学を学ぶのか、簡単に触れておきます。
- 毎日ヨガ哲学を聞く時間をもつ
( 難しければできるだけ毎日 ) - 生活のなかで実践する
2つを続けていただくと
ある頃から「 ヨガ哲学 」は
みなさんのなかでたいへん分かりやすく理解が簡単な存在となります。
哲学をまなぶ意味
この世界で起こる
ほぼすべてのことは「 ヨガ哲学 」によって
説明・理解・解釈が可能となります。
納得・理解することで、余計なエネルギー、余計な行為、余計な思考 が減り、
生き方がシンプルで快適になります。
前回の復習
1つ前の回、
「 脳科学とヨガ講座 ④ ヨガスートラ 」が難しかったので復習からです。
「 見るもの 」と「 見られるもの 」
「 ヨガ哲学 」の理解で
最初、むずかしいと感じるのは
「 見るもの = オブザーバー 」と「 見られるもの = そのほかすべて 」 の理解です。
「 見るもの 」のコンセプトを理解すると
「 見られるもの 」は、
スンナリ理解できます。
「 見るもの 」は3つのよびかたができる
アートマン・プルシャ・ブラーマン
- アートマン
:自分の内側 ( 心臓 ) に潜む - ブラーマン
:宇宙の大いなるパワー・エネルギー・この世の根本原理 - プルシャ
:純粋意識
自己実現について
マズローの欲求5段階説
すこし話が変わりますが、
こちらの図は、
アメリカの心理学者 アブラハム・ハロルド・マズロー( 1908年 〜1970年 ) の提唱する、「 欲求5段階説 」です。
ピラミッドは、わたしたち人間の欲求には、いくつかの階層があることを表します。
ピラミッドの下は、
より原始的な欲求
ピラミッドの上は、
より高次な欲求
自己実現とアートマン
ピラミッドの一番上
「 自己実現 」は、
人間のもつ欲求で
1番満たすことが難しい欲求です。
自己実現とは?
能力を最大限に発揮して最高の自分になる。その能力を生かし、この世界に貢献をすること。
最高の自分になることをつねに追い求める気持ちが、わたしたちの中にあるスピリット ( 魂・ソウル ) には、宿っています。
そのエネルギーこそがアートマン、プルシャなのです。
ヨガの目標 = サマディー
ヨガの最終的な目標「 サマディー 」は、アートマン・プルシャへの到達を意味します。
アートマン・プルシャへの到達は、宇宙の力 「 ブラーマン 」との調和を意味します。
自分のうちにひそむ「 アートマン 」を知ると、宇宙の最高原理「 ブラーマン 」と合一できる
補足
このブログを読んでくださっている皆さんの多くは、おそらくサマディーを目指す必要はないでしょう。
ですが、ヨガの最終的なゴールがどこなのかは知っておかれるといいです。
まとめ
- ヨガ哲学はできるだけ毎日触れる
- 哲学をまなぶ目的は生活をシンプルにすること
- 見るものにはアートマン・プルシャ・ブラーマンといった呼び名がある
- 人間の欲求には5つの階層がある
- 1番上の欲求 = 自己実現をもとめつづける意志 = 見るもの
- アートマンへの到達 = 宇宙のエネルギー ( ブラーマン ) との調和
☆ ヨガ哲学動画 ☆
ヨガ哲学は、ほんとうに学び続けて飽きることがありません。
今回のブログ記事の内容は、
ぜひ「 ヨガ哲学動画 」をご覧ください ☆
「 脳科学 ⑤ ヨガスートラ・後半 」
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ありがとうございます \^ ^/