習慣の克服はなぜそんなに難しい?【 原因は無意識な脳のエリア】 ヨガは習慣の改善に最適なツール
みなさん こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
今回アップロードする動画のテーマは、「 悪い習慣の克服 」の本編です。
- 「 習慣の克服が難しい理由 」
- 「 習慣の克服にはヨガが最適である 」
の2点について、詳しく見ていきます。
前回の動画、「 5分でできるクイックモーニングヨガ 」の時のブログと合わせてお読みください。
Why is it so hard to change your habit ??
朝だけでない、改善したい日常の習慣
さて、改善したい「 生活のなかの習慣 」というのは、朝だけに限りません。
夜更かしや、ナイトスナック・チョコレート、
子どもを叱ったり、だんなさんに対して文句を言ったり、
飲酒・喫煙。。
こういった習慣についても同じことです。
改善したいとおもっていてもなかなか改善が難しいこと、皆さんもご存知ではないでしょうか。
習慣の改善はなぜそんなに難しい?
習慣の改善が難しい理由は、「 脳 」です。
「 脳 」というのは、
意識的にはたらくエリア と無意識にはたらくエリアがあります。
計算したり、論理的に考えるのが「 意識的なエリア 」
一方、なんとなくイヤな予感がする時のように、感覚的にはたらくのが「 無意識のエリア 」です。
無意識と意識、どちらがメイン?
話す・聞く・考える・書く、といった生活の中の大部分の役割を行っているのは「 意識的なエリア 」だろう、と思われるかもしれませんが、行なっている役割が多いのは、圧倒的に「 無意識のエリア 」のほう
呼吸をしたり、筋肉を動かしたり、危険を感じた時に鼓動が早まったり、といった生命活動に必要なすべての役わりを担っているのは、「 無意識のエリア 」です。
さらにすごいのは「 無意識のエリア 」というのは休むことがありません。
寝ている時に呼吸がとまったら死んでしまいます。
反対に、考える・聞く といった作業中、休憩したくなるのは、
意識的な脳が休憩を必要とするからです。
「 意識的なエリア 」というのは疲れやすく、気分屋なのです。
2つのエリアはどちらがメインということではなく、お互いに協力しあってはたらく状態が理想的です。
習慣は無意識のエリア
習慣は非常に強力
さて、「 習慣 」というのは、非常に強力です。
いったん脳が「 無意識のエリア 」に行動をインプットしてしまうと、脳は考えることなく、その行動を自動的に選択するようになります・
「 無意識のエリア = 大脳基底核 」に行動がインプットされているため、
書き換え作業は容易ではありません。
最初は、習慣でなかったことでも、何度もくり返えすうちにそれがクセ・習慣となります。
習慣やクセの改善が容易ではないのは、「 行動の自動選択回路が脳のなかにつくられてしまっているから 」なのです。
習慣を変えるには「 新しい習慣 」
一度作り上げてしまった古い習慣を変えるのは、たやすくないわけですが、
古い習慣を塗り替える方法が1つあります。
「 新しい習慣 」をつけることです。
ただし これも、言うのは簡単ですが、実行するのはハードです。
朝8時に起きる習慣のある人が、7時に起きる、6時に起きる習慣に変えるには、相当な強い意志が必要でしょう。
ヨガがもっとも役にたつ
わたしの場合、新しい習慣をつくるのにもっとも役だったのは「 ヨガ 」でした。
困難を乗り越えるための秘訣は、「 成功体験 」です。
「 ヨガ 」をすることで、カラダが軽くなるという「 成功体験 」があると、暴飲暴食の機会が減ります。
「 ヨガ 」を朝することで、1日が長くなるという「 成功体験 」を経験すれば、辛い早起きがスムーズになります。
プログラム書き換えの時間が必要
ヨガというのは、最初は難しいことを考えず、「 呼吸・ポーズ 」を繰り返しますが、それが良いのです。呼吸とポーズを1年も続ければ、「 脳の無意識な領域 」のプログラムを書き換えることができます。
ただし、強力なプログラム ( 強いクセ ) の場合は、よりいっそう長期間、集中したプラクティスを継続する必要があります。
Youtubeの10分動画で、みなさんの朝の「 成功体験 」を作ってみてもらえたら、いいなと思います
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