解剖学と生理学の違い【 ヨガの生理学 】Physiology of yoga
ヨギのみなさま、こんにちは。
ヨガのティーチャーズトレーニング( 指導者養成講座 ) などに参加すると、「 解剖学 」を学ぶ機会があると思います。
きょうは、解剖学と近い関係にある「 生理学 」についての導入的な内容になります。
わたしのヨガの学び
わたしが、ヨガの先生であり、生徒として
なにをどのような順番で学んできたかを最初にお話します。
- シークエンスの追求
常温・ホット問わず週15本くらいヨガのレッスンをして、旅行先でもずっとヨガのクラスに参加していた時期
- ヨガ哲学 ( = 心理学 )
企業ヨガ・オンライン哲学講座でヨガ哲学をシェア
- 自分の練習
アシュタンガヨガの練習
- 神経学
ポリヴェーガル理論とヨガ哲学
オンライン講座
- 生理学 / 解剖学
いま学んでいるところ
ヨガの先生によっては、「 解剖学 」に興味をもち、そこから学びを深めるかたも多いです。
わたしの場合は、「 解剖学 」をかなり後手にまわしました。
( なぜ解剖学をあとに回したかの理由についてもあるのですが、それはまた別で書きたいなと思います。)
解剖学と生理学
AnatomyとPhysiology
最近になって、カラダについて学びはじめているのですが、
「 解剖学 」よりさきに「 生理学 」から取り組んでいます。
解剖学と生理学、
両方ともカラダについての学問で、やや似ているのですが、
2つの違いはなんでしょうか?
- 解剖学 = カラダの ◯ ◯
- 生理学 = カラダの ◯ ◯
解剖学と生理学
- 解剖学
= カラダの構造 / Structure
カラダの形や構造に注目
おもに名称や、形について学びます。 - 生理学
= カラダの機能 / Function
カラダの機能に注目
カラダでなにが起きているのか、細胞レベルから学びます。
細胞 = 生命の基本単位
わたしたちの体は、何百万もの細胞によって構成されています。
カラダで起こっていることは、細胞のなかで起こっていることの結果です。
カラダでなにが起こっているかを理解するためには、細胞レベルでなにが起こっているかみる必要があり、
それが「 生理学 」なのです。
組織のレベル
Levels of organization
最後は少し専門的ですが、
参考になれば幸いです。
- 細胞 / Cell
生命の基本的な単位
- 組織 / Tissue
同じ起源から発生する似た細胞のグループ
- 臓器 / Organ
組織が集まると、心臓・肺・胃のような、特定の役割をはたす組織構造となります
- 臓器系・器官系 / Organ system
心臓や肺であれば、「 循環器系 」のように、連携してはたらく臓器のグループ
骨格系、筋肉系、神経系、消化器系 など
学問を学ぶと、マットの上の練習で起こったことの理由が科学的に紐解かれていきます。
なんでカラダは強くなったのか、とか
なんでカラダは柔らかくなったのか、とか!
ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
NAMASTE!!