ヨガスートラを学ぶまえに知っておくとよいこと】
哲学とは、たくさんの情報をあつめることではありません。
最初はもちろん、なにが合っていて、なにがまちがっているかを学ばないといけません。
でもそこから、哲学を日々の生活に適用させていく必要があります。
学びすぎることは、
わたしたちを混乱させます。
わたしたちは、悟りたいのであって、Google Person ( = 物知りな人 ) になりたいわけではありません。
水について調べると
水について、グーグルの検索エンジンを使って調べたとき、
グーグルはたくさんの水に関する情報を知っているでしょう。
ですが、グーグルそれ自身は、水を感じることはできません。
人間とグーグルの違い
わたしたち人間とグーグルは違います。
人間は水を感じることができます。
ものごとを感じることができます。
勉強することの意味
勉強することは必要です。
ですが、ただその勉強で得た情報をもっているだけでは十分ではありません。
たとえば
熱が出たとき、わたしたちは病院へ行って、薬を処方されるでしょう。
でもそのとき、こんな風に思ったらどうでしょうか。
この薬、味がキライ。この薬、持ってれば治るかな?
風邪がなおるわけはなく、
薬が効かなかった!なんて悪いお医者さんだ!
飲んだら、熱は下がります。
薬は、持つためではなく、飲むためです。
ヨガ哲学もおなじ
バガヴァッドギータやヨガスートラ、マントラからの教えを持っているだけで、
わたしたちのマインドが平和になることはありません。
Perfect speaker ( お話の上手な人 ) にはなれるかもしれません。
ですが、その教えをわたしたちが、実践・経験したことにはなりません。
もし、哲学をよく知りたいなら、
apply・適用しないといけません。
薬を飲まないといけないのです。
もちろん、一度話を聞くことは大事です。
そしてその内容を、ご自身でもできそうであれば、やったほうがいいです。
まとめ
- たくさんの情報を集めることが哲学の目的ではない
- 人間は感じることができる
- 知識をもっておくだけでは
十分でない
- 生活のなかで、できそうなことの実践が重要です
哲学オンライン講座
ヨガスートラ1章1節 アターヨガアヌシャーサナン・1章2節 ヨガチッタブリッティニローダー・1章3節 タダドラシュトゥスワルーペーアワスターナン・2章29節 八支則について、お話をしています。
ぜひぜひ、
ご参加ください☆
ありがとうございます \^ ^/