【 ハ・タ・ヨガ・プラディピカ 】の意味・ハタヨガについて最初に書かれてたマニュアル本
ハタヨガプラディピカ
ハタヨガプラディピカについて
ハタヨガプラディピカは、
ハタヨガに関する最初の本で、
15世紀ごろ聖者スワトマ・ラマによって書かれました。
ハタヨガのマニュアル本と言える書物で、
もっとも多くの人に読まれています。
Hatha Yoga Pradipika の意味
ハタヨガ ( ラージャヨガ / サマディまでの道 ) を照らす光
どの道がラージャヨガに続く道なのか
その道しるべとなる本です。
- Ha・ハ
= 右・太陽・暑さ・肉体・カタチあるもの・ピンガラナディ
right, sun, hot, physical body, form, Pingala Nadi
- Tha・タ
= 左・月・冷たさ・マインド・カタチないもの・イダーナディ
left, moon, cool, inner body, formless, Ida Nadi
- Yoga・ヨガ
= つながる・統合・科学
unity, connection, science
- Pradipika・プラディピカ
= 灯台・光・照らす
light, to illuminate
ハタヨガを練習する意味
- 2つの性質のバランスをとる
右と左
太陽と月
肉体とマインド
社会的な生活と精神的な生活
- ラージャヨガ ( 平和なマインド ) に到達するため
自分自身について考える
ヨガスートラのサマディ = ハタヨガプラディピカのラージャヨガ
プラーナとナディ
わたしたちの身体のなかには、
たくんのプラーナ ( 生命エネルギー ) が流れています。
そのプラーナがとおる道をナディ ( Nadi ) といい、
体内に7万2000本あると言われています。
3本のメインナディ
7万2000本あるナディのうち、これら3本のナディが特に重要なナディです。
- Ha・ハ
ピンガラナディ
Pingala Nadi
背骨の右側にある太陽のナディ
- Tha・タ
イダーナディ
Pingala Nadi
背骨の左側にある月のナディ
- スシュムナ ナディ
Sushmna Nadi
身体の中心の背骨に沿って存在する
ナディは流れ続けなければならず
整えてアクティブにし続ける必要があります。
7万2000本のナディーをアクティブにすることは難しいため、
ハガヨガの練習をして、まず3本のナディをアクティブにしましょう!
ということが「 ハタヨガプラディピカ 」のなかに書かれています。
ハタヨガの練習で大切なこと
1. アーサナの練習 = 熱をつくること
プラーナナディ ( Pingala Nadi) をアクティブにする
= 右の鼻から呼吸をすることにより
すぐ硬くなるわたしたちの身体に熱をつくり、アーサナの練習の助けとなります。
2. 瞑想の練習 = 落ち着き
イダーナディ ( Ida Nadi ) をアクティブにする
= 左の鼻から呼吸をすることにより
心を落ち着かせ瞑想の練習を助けます。
3. 2つのバランスをとる
右と左、どちらかがアクティブな状態でなく、
この2つのバランスが取れていることが、ハタヨガの目的 ( スシュムナナディを整える ) につながります。
精神性の練習について
私たちの身体は、
神様が作ったシステムです。
ここへ意識を向けることが
spiritual ( スピリチュアル・精神性 ) の練習です。
Yoga = Spiritual Practice
ヨガは精神性の練習
わたしたちは、自分自身の体について意識を向け、
自分のカラダのなかで起こっていることを理解しなければなりません。
マインドをコントロールするために
肉体をアクティブにするために
自分自身を知る必要があります。
「 ハタヨガプラディピカ 」の知識を
自分のなかに落とし込み、もっと練習を深めていきましょう。
まとめ
- ハタヨガプラディピカは、
ハタヨガについて書かれた最初の本 - ハタヨガを練習する意味
2つの性質のバランスをとる - 3つのメインナディ
ピンガラナディ
= 右・陽・Ha・アクティブ
イダーナディ
= 左・陰・Tha・リラックス
スシュムナーナディ
= 中心 - 7万2000本あるナディ
- ヨガとはスピリチュアルプラクティス
ハタヨガプラディピカ
書籍のご紹介
朝ヨガライブアプリ
ヨガとヨガ哲学を学んでいただける専用アプリがあります。
ぜひダウンロードください ♪
アプリダウンロード方法
アップストア・グーグルプレイを
朝ヨガ もしくは朝ヨガライブ で検索
ありがとうございます \^ ^/