いろいろある たましいの性質【 バガヴァッドギータ・2章24 】人格の向上
バガヴァッドギータ2章24節
たましいの性質 についてお話をします。
( アプリのミニヨガ哲学動画もご参照ください )
ココロ・カラダ・たましい
わたしたちは、全員必ず、
このカラダ・ココロ・魂を1つずつ持ってこの世界に生まれてきます。
ココロとカラダは変化しますが、
たましいは生まれてからずっと変わることがない。
ヨガ哲学ではこのように考えます。
プルシャ・プラクリティー
これまでのブログをお読みくださってるかたは、
ここでまた、プルシャ・プラクリティについて思い出しみてください。
- カラダ・ココロ
= プラクリティ ( 自然・自性 )
- たましい
= プルシャ
物質とエネルギー
カラダとココロは、わたしたちが生まれてから死ぬまでの期間のみ存在する
物質的なもの。
たましいは、わたしたちのこの肉体がなくなっても残る
エネルギー的なものです。
5つのエレメント
地・水・火・風・空の要素でできているものを物質といい、
それら5大要素でできている物質は、時間が経てば必ずもろくなり、壊れてなくなるというのが宇宙の原則です。
長く存在するために
ココロ・カラダ・たましいのうち、
ココロとカラダはいつか必ずなくなり、たましいはずっとなくならないのであれば、
わたしたちは、本来いったいなにに取り組むべきなのでしょうか?
ヨガ哲学によると、その答えは、たましいです。
わたしたちは、たましいに取り組むことで、
ずっとこの世に存在し続けることができるというのです。
存在のつづく人々
この世界には、その寿命よりもっと長く生き続けてる人がたくさんいます。
それは、そのひとたちがカラダのあるうちに成し遂げた成果によって、
後世に生きる人たちが、そのひとのことをずっと覚えているという事です。
例. アイフォン
アイフォンを作ったスティーブジョブズはこの先何十年と忘れられることはないでしょう。
ジョブズはこれからもずっと人のココロの中に生き続けるのです
肉体のレベルであれば、もう生きていないけれど、
たましいのレベルからみると、その人はこの世界でいまも生きているということなのです。
たましいに取り組む
このように考えると、
わたしたちがこの世に長く存在し続けたいとしたら、
たましいに取り組むのがよい方法というのがヨガからの教えです。
「 たましいに取り組む 」というと少しわかりにくいと思うので、
今回は「 人格に取り組む 」としてみてください。
たましいの性質
バガヴァッドギータ2章24節によるとたましいの性質は、
アッチェードョー ヤーマー ダーヒョーヤム アクレドョー ソーシャ エーヴァチャー
ニッテャ サレワー ガタ スターヌーラチャローヤン サナータナ
壊すことができず、燃やすこと、溶かすこと、乾かすことができない。
永遠に続き、細胞の1つ1つに浸透している。
1つのカラダに1つ存在し、その肉体の続くうちは、他の肉体へとうつることはできない。
とのこと。
人格のアップグレード
わたしたちの人格もまた同じで、
どんなに人から悪いコメントをもらったとしても、
わたしたちの人格は、それによって傷つけられることがありません。
きょうよりよいあしたの自分
自分の人格を向上し続けることが、
たましいに取り組むこと、そしてこの世界に長く存在することにつながっていきます。
まとめ
- カラダ・ココロ・たましい
= 1人1人に与えられている - たましい
変わることがない - カラダ・ココロ
必ずなくなる - 肉体がなくなっても人々が覚えている
= たましいの存在がつづく - たましいに取り組む
= 人格の向上
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