ヨガで感情をコントロール、「 ほんとうの自分 = 潜在意識 」にアクセス
こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!
ヨガのレッスンの最初には
「 ヨガのお話 」をして始めることが多いです。
ヨガのお話というのは、
ヨガの考え方 ( = ヨガ哲学 ) をサクッと学べることができるようなストーリーで、いろいろなエピソードがあります。
ほんじつは、「 心の構造 」を理解するのに分かりやすい、
湖を使ったたとえ話をご紹介します。
「 心 」を 「 湖 」にたとえる
これは、インドに伝わる有名なメタファー ( 例えばなし ) です。
私たちの「 心 」は、「 湖 」のようなもの。
表面の部分は、外側の世界の影響を受けますが、
奥底に潜れば潜るほど、 外側の世界の影響を受けにくくなります。
どういうことか、もう少しくわしく見ていきましょう。
お天気によって変わる湖の表面
では、みなさんそれぞれ、
大きな湖を思い浮かべてみてください。
風のないよく晴れた日、その湖の表面の状態はどんなふうでしょうか?
雨が降っていたら? 強い風が吹いていたら?
そう、湖の表面というのは、その日の天気 = 外的要因によって、コロコロ変わります。
雨や風でさざ波がたち、湖の水が濁ったり、日によっては荒れたりと
まわりからの影響をダイレクトに受けます。
これこそが、わたしたちの心に起こる「 感情 」という現象なのです。
「 感情 」が発生するには、
なにかしら、外側の世界の出来事が関係しているはずです。
湖の底に広がる空間 = ヨガの目的地
では次に、湖の奥のほうへと、潜っていってみましょう。
外側からの影響を受けにくい、
静かで穏やかな領域が存在しますね。
この領域こそが、「 ほんとうの自分自身 」
ヨガをしてたどり着きたい場所、
ヨガの目的地は、ココなのです。
なぜ、「 ほんとうの自分 」がヨガの目的地?
「 感情 」や 「 思考 」というのは、
外側でおきる「 出来事 = イベント 」に反応して、
心の表面上に発生します。
こういった心の表面上に発生する現象には、
自分を中心とした 「 良い・悪い 」の判断が伴いやすいです。
- 彼にフラれてしまった → 悲しい → ダメだー
- 仕事を失った → お金がない → ダメだー
- お金がいっぱい儲かった → 嬉しい → 幸せだー
といったように、
自分が、幸せか不幸かを、外側からの要因にまかせていることになります。
外側の状況の変化により、
自分の内側が左右される、とても不安定な状態です。
外側で起こる「 出来事 」に左右されない「 ほんとうの自分 」に辿りつくことで、
自分らしく生き、
どこにいても、どんな状況でも
「 よし 」と、いまの自分を受け入れることができるようになるのです。
「 ほんとうの自分 」にたどり着くには?
「 ほんとうの自分 」というのは、
専門的な言い方をすると「 潜在意識 」のことですが、
普通にしていたら、なかなか感じることができません。
湖の底のように、わたしたちの意識の奥の方にある「 潜在意識 」へ近づくためには、
外側から入る情報を減らし、
内側からの情報に集中することです。
ヨガやマインドフルネスで行うような、
呼吸法や、手や足の動きに注意を向けるというのは、感覚をコントロールする練習のために行っているのです。( 八支則 5番目 制感 プラティヤハーラ )
「 ヨガのお話 」とは?
さて、少し難しかったですね。
「 ヨガ哲学 」を知ることは、
「 マインドフルネス 」や、「 アドラー心理学 」、「 アンガーマネジメント 」といった、
企業研修やコーチングのセミナーでも学ばれるような、
感情や思考といった心のコントロール方法を学ぶことと同じです。
これらに共通するのは、
どれも、「 人生をよりよく生きるための知恵 」であること。
「 ヨガのお話 」が、少しでもみなさんのお役に立てば良いなと思います。
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