音楽の上手なつかいかた・NY style 5月の新曲

こんにちは、都内でyogaのインストラクターをしているミカ( @mikamikayoga )です!

本日は、前回の記事で好評だった「 i-PHONE音楽整理のコツ 」の続きを書きます。

i-PHONEやパソコンは、
使えば使うほど、その仕組みが分かってくるので、
最初ややこしくても、アルバム管理の手順に慣れるまで、少しがんばってみてください。

今回は大きく3つのテーマで進みます

  1. ヨガクラス基本構造を理解しよう
  2. クラスエネルギーに合わせた音楽を選ぼう
  3. New York Style YOGA5月のおすすめ楽曲

では、1つずつ進めていきま〜す!

newyorkstyleyoga_music_girl


 

ヨガクラス基本の構造を理解しよう

 

ものごとには起承転結の流れ

ヨガのレッスンに限らず、なにごとにも起承転結の流れがあります。

例えばドラマの例。
出会い (起) → 関係が芽生え (承) → 別れ (転) → ハッピーエンド (結) のような流れがあります。

クラシックコンサートであっても、フレンチのコース料理であっても、マッサージであっても、映画であっても同じです。

時間とともに経過するような作品やサービスの場合、
その構造 ( ストラクチャー )というのは、

  • じょじょにエネルギーレベルが高まるパート()
  • メインでもあるハイエナジーパート(
  • 流れを変えるパート()
  • 結論づけるパート (

このように4つの段落にわかれています。

ヨガのクラスの場合は、「 呼吸 」という導入要素が加わるため、
大きく5つの段落に分かれているイメージとなります。

ヨガのレッスンは大きく5段構成

 

Wp pic music 01

  1. 呼吸
  2. ウォーミングアップ
  3. アクティブ
  4. クールダウン
  5. シャヴァーサナ 

さて、このように5つのパートに分けて整理していただくと、分かりやすいと思いますが、
それぞれのパートでは、エネルギーのレベルがそれぞれ違います。

 

選曲のコツはエネルギーレベル

 

呼吸や最後のクールダウンシャヴァーサナでは、
エネルギーレベルは穏やかで、音楽も穏やかな曲調のものを選ぶと、しっくりきます。

また、じょじょに動きの量が増えていくようなウォーミングアップや、アクティブパートでは、
力強いポーズが増え、運動量も多くなりますが、エネルギーレベルの高い音楽を選ぶと、
自然と身体が軽くなり、心地よく動くことができます。

▼ そのため ▼

それぞれの音楽のエネルギーが、低い・高い・中くらいといった感じで分けてアルバムごとに整理すると、
5つのパートそれぞれの雰囲気にマッチした音楽をクラスの最適なタイミングで流すことができます。

 

アルバム名・表紙を工夫

 

Wp pic music 02

上の表は一例で、わたしの場合は、

  1. 呼吸 : 01_breathing
  2. ウォーミングアップ:02_warmup
  3. アクティブ:03_main1
  4. クールダウン:09_cooldown
  5. シャヴァーサナ:10_shavasana
といった感じのアルバム名で管理しています。

 

アクティブで使う楽曲がもっとも多い!

  

アクティブのパートで使う曲は、
2〜3か月でチェンジするため、アルバム名を ” 03_main1 “ として、” 04_main2 “、” 05_main3 “ と増やしていけるようにしています。

アルバムの名前は、
03_main_may “、 “  02_main_summer “ など、月や季節にするという方法もあります。

 

2017年5月に使用した楽曲ベスト9をシェア 🙂 

 

わたしオリジナルの、New York Style YOGAは、
音楽のエネルギーを借り、
みなさんに、心地良くヨガフローをしていただいています。

そのため音楽も大事な要素で、選曲にもいろいろとポイントがあります。

動画やクラスで、使用している音楽について
「 何を使っていますか?」というご質問をよくいただくので、
最近、よく使用している楽曲9作品をまとめました。( 2017年5月 )

どれも大好きで、プライベートでも聴いています♡

New York Style YOGA | May 2017

 

 オススメ1位 オススメ2位 3位 : 50秒目からが好き
 sexy ♡ガーリー スロー・大人 切ない ♡
 1曲目を聴いてね ビート速め 切ない♡ スロー

ご紹介したミュージックは、2017年のものから、古いと2003年のもの ( Such Great Heghts )もあります。

時間が経っても、ずっと聴ける感じのものを選んでいるので、
みなさんにも、歩いてるとき、お部屋で、楽しんでいただけたら嬉しいです。

※ アマゾンで購入した(ダウンロードした)曲は、iphoneのミュージックの中に移動して簡単に取り込むことができます。

 


 

ポーズとミュージックレベルをそろえる

 

最後に、エネルギーが高い音楽をヨガのクラスで使用する際に、必ず注意していることがあるので、みなさんもぜひ参考にしてください。

 

クラスエネルギーと音楽のエレルギーレベルをそろえること

 

クラスエネルギーとは、その日の生徒さんのもつエネルギーです。

生徒さんがしっかり動けていて、みなさんのエネルギーレベルが高い日には、エネルギーレベルの高い音学が効果的で、さらにエネルギーを高めてくれます。

逆に、参加されているみなさんのポーズを見て、
伸びや・力強さが、十分に発揮されていないようであれば、
それにちょうど合うレベルの音学を選ぶようにします。

最初は、ポーズと音楽の見極めに、少しコツがいるかもしれませんが、

音学とポーズのエネルギーレベルが揃うと、
わたしたちは、安心して、心地よく動くことができるのです。

生徒さんに心地よく動いてもらえる空間づくりが、とっても大事。

 

イントラまとめ
  • ものごとには起承転結の流れがある
  • ヨガのクラスは呼吸を含め5段階構成
  • それぞれのパートで、エネルギーレベルが違う
  • エネルギーレベルごとに音楽をまとめる
  • ポーズと音楽のエネルギーレベルがそろうと心地が良い

 

最後に

今回は、「 ヨガクラスの中で、音学をどのように使うか 」という
イントラさん向けの内容でした。

ヨガというのは、五感のはたらきをストップさせることが本来の目的です。
そのため「 音学 」を聞いている、というステージは、
まだまだ本来のヨガの目的・ゴールからは離れた場所だと言えます。

ですが、「 イントラ 」 = 「 ヨガの楽しさ・素晴らしさ・効果 を他者へ伝える役割の人 」

と考えると、わたしたちの役割は、
限られた時間の中で、生徒さんにヨガを楽しんでいただくこと。

そういうわけで、
ヨガフローにマッチする音学は、「 ニューヨークスタイルヨガ 」のクラスには欠かせない大事なエッセンスなわけです。

「 ニューヨークスタイルヨガ 」のシークエンスは無限大! 「 組み立てる力 」をつける

 

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