「 言葉にできるは武器になる 」から得る ヨガポーズの効果を最大化する方法

「 言葉にできる 」は武器になる
という本を読んでいます。

( 著者 : 電通のコピーライター梅田悟司さん )

まだ半分読んだところなのですが、
たくさんの学びがあります。

意識を向けることが重要

p.58〜 のあたりに、筋力トレーニングについて書かれているところがあって、
ヨガの練習方法とすごく共通するなー!と思いました。

言葉のプロによって書かれたとても分かりやすい文章なので、
一部抜粋させていただきます。

筋トレをするときに、
鍛えようとしている筋肉に意識を向けないでいると、
鍛えようとしている部分以外の筋肉が支えてしまったり、勢いや反動を使ってトレーニングをこなすように身体が動いてしまう。

その結果トレーニング効果が薄くなってしまうということが報告されている。
( 英国心理学会 )

ある特定の部分を鍛えるためにダンベルを持ち上げているにもかかわらずダンベルを持ち上げる行為そのものが目的となってしまうのだ。
今自分はこの筋肉を鍛えていると意識し続けることがその部分にのみの伸縮に注力することを可能にし結果的に効果を最大化する

これは、ヨガの練習でも全く同じことが言えます!
例えば、ヨガの腕立て伏せのようなプランクというポーズをとるときに。

yoga_pose_plank
このポーズは腕の力で身体を支えているように見えて、
実はお腹の力 ( BANDHA という筋肉の引き締めのテクニック )を使っています。

このポーズをわたしが行うときに考えていることは、
ひたすら「 おなか・おなか・おなか 」
です。

BANDHA ( バンダ ) というのは、
もともとがアスリート体質の人だと、無意識のうちに使いことができるのだろうと思いますが、
わたしのように、すぐにお腹の力が抜けてゆるっとしてしまうタイプの人にとっては、
最初、意識するのがすごーく難しいです。

だから、とにかく意識し続けます。

バンダ ( お腹 ) を意識せずにポーズを行うと、
腕や足で身体を支えてしまい、1番鍛えたいバンダ ( お腹 )をトレーニングすることができないのです。

練習を上達させる秘訣

ヨガの練習中、常にお腹を意識し続けるすることで、
みなさんのバンダテクニックは飛躍的に向上します!

バンダというのは、ヨガのどのポーズにも通じて大事となりますが、
それぞれのポーズによって、使いたい場所・伸ばしたい場所など
目的となる部位が変わってきます。

ポーズのターゲットとなる部分を意識することで、
ヨガポーズの効果が最大化する。

梅田さんの本からお借りしたヨガにつながる知恵、
みなさんもヨガの練習にぜひ活かしてくださいね。

 

ABOUT THE BOOK

言葉にできるは武器になる
< 言葉にできるは武器になる >

言葉を上手に伝えられるようになるには、
言葉遣いや間の取り方といった、小手先のスピーキングテクニックではなく、
「 何を伝えたいか 」ということの方がずっと大事で、
「 自分が頭の中で考えていること  」 = 内なる言葉
を理解することが重要なのだそうです。
「 自分が頭の中で考えていること  」 = 「 内なる言葉 」とし、「 内なる言葉 」の存在を意識するところから、わたしたちの伝える力は育っていく。


とのことです。