ヨガではじめる「 瞑想 」のコツ | 動く瞑想と静かな瞑想
集中力を高める・脳の疲れが取れるなどいろいろな効果から注目を集めている「瞑想 」
生活の質を高めるために瞑想を日常生活に取り入れてみたい
と思われているかたも増えてきている一方で、
瞑想を習慣化することは、
多くの人にとって、最初 すごく難しいことのようです。
( 理由は本文で )
わたし自身、もともと座って行う「 静かな瞑想 」が苦手で、
公園へ行って散歩するなどの贅沢な自由時間がたくさんあるわけでもありません。
毎日の「 ある決まった時間 」を使って、
自分の内側に意識を向けるようにしています。
「 ある決まった時間 」とはなんでしょうか。
本日のテーマ、「 動く瞑想 」についてです。
- 習慣化が難しい理由
- 頭の中が忙しい人ほど難しい「 瞑想 」
- 「 静かな瞑想 」と「動く瞑想 」
- まとめ
習慣化が難しい理由
「 瞑想 」を習慣化するのが難しいおもな理由は、
下の2つだろうと思います。
- 時間を作れない
- 瞑想をするといっても何から始めていいかわからない
さらにそれ以前の問題もあります
- そもそも「 瞑想 」っていったい何?
- なぜ「 瞑想 」をすると良いの?
ですが、このあたりを理解することが、
瞑想による効果を実感できたり、
忙しくてもなんとか時間を作ろうとすることに繋がっていくと思います。
頭の中が忙しい人ほど難しい「 瞑 想 」
そもそも瞑想っていったい何
瞑想というのは、
「 内側へ意識を向けていく作業 」のことですが、
これが意外に難しい。
ちまたでは、「 簡単にできる瞑想法 」や 「 一週間で人生が変わる瞑想法!」なんていう
キャッチフレーズも見かけますが、
私にとって、瞑想は難しく、
一朝一夕でできるようなものではありませんでした。
皆さんも
「 さあ、じっと座って目を閉じ、ご自身の内側へ意識を向けてください 」
なんていきなり言われても戸惑いますよね。
( ※ 人によりけり、すんなり瞑想に入っていけるかたもいます。)
私たちの頭の中では、常に思考が波のように発生していて、
( 例. 会議の資料をまとめなきゃ、子供の迎えに行かなきゃ、あの人にあんなこと言われたくない…のように )
「 自分の意識を内側へ向ける 」というのは、なかなか上級のテクニックなのです。
体が止まっていても、頭の中はフル回転。
その頭の動きをストップさせることが「 瞑想 」なのですが、
普段から忙しくあれこれ考えている人にほど、難しいのです。
「 静かな 瞑想 」と「 動く瞑想 」
そんな頭の中が常に忙しい人には、
「 動く瞑想 」から始めてみることをお勧めします。
動く瞑想とは?
「 えっ、瞑想ってただ座って行うものじゃないの?」
「 動く瞑想って何?」
と思われるかもしれませんが、
「 動く瞑想 」とは、ヨガのことです。
「 ある決まった時間 」= 「 ヨガの時間 」
最初に触れた、「ある決まった時間」とは、私の毎日のヨガタイムのことです。
深い呼吸とともにポーズをとり、自分の手や足の感覚に意識を向けていく「 ヨガ 」は、
深く集中できた時に、それが自然と 「 瞑想 」となっているのです。
最後に味わう瞑想タイム
ヨガをしたことがある方なら、
ヨガが終わった時に、スーッと心が穏やかで、頭の中がスッキリした感覚を味わったことがあると思います。
特にクラスの最後に行う 「 おやすみのポーズ 」が大事なのですが、
マットの上でゴロンとただ仰向けになるだけ。
全身の緊張を解きほぐし、完全に神経をリラックスさせます。
ただ部屋のベッドの上でゴロンと横になっているのとは全く違った感覚。
例えるなら、体が空中をふわふわと漂うような感じです。
一連のヨガのポーズを60分ほど行ったあとは、
驚くほど穏やかな状態となり、自然と心は軽い「 瞑想状態 」となっているのです。
はじめてみては?
「 瞑想 」に興味はあるけど、何から始めてみていいかわからない、という方は、
まずは、毎日の「ヨガ 」を習慣づけるところから始めてみて、
「 スッキリ感 」や、「 心のリフレッシュ 」を味わってみると良いでしょう。
そのうちに、ヨガ ( 動く瞑想 )で意識を内側へ向けるテクニックが上達してくると、
「 静かな瞑想 」のコツも掴めてくるはずです。
動画 | ヨガからはじめたいかたへ 【 30DAYS シリーズ 】
まとめ
- 「 瞑想 」を習慣化するには、「 瞑想 」とは何かを理解すること
- 瞑想とは、「 意識を内側へ向けていく作業 」のこと
- 頭の中が忙しい人にとって、「 静かな瞑想 」は最初のうち難しい
- 「 静かな瞑想 」が苦手な時は、「動く瞑想 」= ヨガで、感覚をつかむと良い